2008年09月27日
川俣晶の縁側歴史と文化歴史資料館巡り total 13260 count

川の資料館 (目黒川船入場)

Written By: 川俣 晶連絡先

 今日は、川の資料館 (目黒川船入場)に行ってきました。

 このような施設があるとは全く知りませんでしたが、用もないのに地図を見ているときに発見しました。うちから徒歩圏内にある北沢川を下流に下っていくと途中で名前を目黒川と変え、そこにこれがあります。東急東横線中目黒駅近くですが、2キロ以上歩く気になれば井の頭線の神泉駅から歩くことも不可能ではないようです。今日は他に行く場所もあったので、そこまでは歩きませんでしたが。

川の資料館 (目黒川船入場)

川の資料館 §

 この施設の面白さは、小さいながらも多角的で個々の要素が濃いことです。

 まず、施設の下に調整池の現物があり、構造を解説する模型などもあります。

 歴史関連の資料として古い地図や写真も豊富です。

 目黒川に見られる魚や鳥なども詳しく説明されています。

 更に、石まで展示されています。

 展示室からベランダに出ると学んだものの現物(目黒川)が目の前に展開されます。

 まだまだあります。

 下水道の幹線網を記載した地図が掲示されていたりします。井の頭上幹線など、最近下水道台帳で確認した多くの幹線が全て記載されていて嬉しくなりました。

 上下水道や河川関連の冊子や、歴史資料館発行の川関連の冊子もあります。それらは目黒川に限りません。(玉川上水に関して記述した渋谷区の冊子を見つけて喜んでしまった)

 ボリューム的に「全て揃う」感じではありませんが、カバー範囲の広さは感動ものです。東京の「水」に興味があれば行って損はない感じでしょう。

調整池の取り入れ口 §

 ただ、川の資料館からは調整池の取り入れ口が見えません。真下に当たるためです。

 これは下流方向の橋か、そこを渡った先からよく見えます。橋にはテラス状に張り出した部分があり、対岸には休憩所のような場所が作られているので、そこから見てくれということなのでしょう。

 以下の写真は橋の上から撮ったものです。細長い隙間が取り入れ口です。

調整池

2011/12/18追記 §

名前: heu32**

本文:

先刻偶然見つけたのですが(既にご存じでしたら済みません)

詳細は以下URLを御参照下さい

川の資料館と花とみどりの相談室の業務を、平成24年3月末に終了します

更新日:2011年12月16日

http://www.city.meguro.tokyo.jp/oshirase/gyoumushuuryou/index.html

 無くなってしまうそうです。